9月も半ばとなりましたね。
夜が長くなり秋の趣も色濃くなっていきますので、読書の秋、芸術の秋、スポーツの秋、食欲の秋など思い思いに心豊かな時間をお過ごしください。
厳しいい残暑に目処がつくため「暑さ寒さも彼岸まで」と言われ、この日を境に寒さが増してくる頃でもあるのですが、年々暑さが残るようになってきていますね。
ご自身の体調の変化を細かくチェックしてあげてくださいね。
今回は、前回の季節の保存食アレンジレシピと、この季節の暦や養生についてをご紹介します。
9月 【和風月名 長月 】
白露 9月8日~9月22日
初候:草露白(くさのつゆしろし)9月7日〜9月11日頃
次候:鶺鴒鳴(せきれいなく) 9月12日〜9月16日頃
末候:玄鳥去(つばめさる) 9月17日〜9月22日頃
秋分 9月23日~10月7日
初候:雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)9月23日〜9月27日頃
次候:蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ) 9月28日〜10月2日頃
末候:水始涸(みずはじめてかるる) 10月3日〜10月7日頃
【秋の食養生・身体養生】
秋の養生についてはこちらをご覧ください。
季節の保存食アレンジレシピ
『秋刀魚ときのこの混ぜごはん』
前回ご紹介しました季節の保存食『秋刀魚のオイル煮』を使ったアレンジレシピです。
秋は新米の季節でもありますね。
秋刀魚のオイル煮のオイルでソテーしたきのこと合わせ、秋刀魚、新米ごはん、きのこの組み合わせで、まさに秋の味覚三昧!
旨みが凝縮された秋刀魚とにんにくやハーブのきいたオイルの風味で食がすすみます。
トッピングのすだち、青じそ、甘酢漬け生姜がさっぱりとまとめてくれる、秋を感じる混ぜごはんです。
熱々の出汁をかけて山葵たっぷりのだし茶漬けでいただくのも美味しいですよ。
【材料】2人分
・秋刀魚のオイル煮:1尾分
・秋刀魚のオイル煮のオイル:大さじ1
・きのこ(しめじ・舞茸・エリンギ・椎茸など):合わせて100g
・塩:適量
・黒こしょう:適量
・ごはん:2杯分
・青じそ:3枚
・すだち:1個
・白いりごま:適量
・甘酢漬け生姜:適量
【つくり方】
①秋刀魚のオイル煮は、骨とヒレを取り除いて粗くほぐします。
きのこはキッチンペーパーなどで汚れをはらい、食べやすい大きさにします。
青じそは細切り、甘酢漬け生姜も細切り、すだちは半分に切ります。
②フライパンに秋刀魚のオイル煮のオイルを入れて中火にかけ、きのこを塩、黒こしょうでソテーします。
ほぐした秋刀魚を加え、軽く炒めて混ぜ合わせます。
③器にごはんを盛り、②をのせます。
青じそをのせ、白いりごまをふり、すだちと甘酢漬け生姜を添えます。
食べる際に全体を混ぜ合わせて取り分け、すだちを搾っていただきます。
◎きのこは複数の種類を合わせると風味に深みが出ます。
◎熱々の出汁をかけて山葵たっぷりのだし茶漬けでいただくのもおすすめです。
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