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【春の保存食レシピ】卯月(4月)《春キャベツのレモンマリネとしらすのパスタ》

  • 執筆者の写真: morinone
    morinone
  • 2020年4月14日
  • 読了時間: 4分

【春の保存食レシピ】卯月(4月)《春キャベツのレモンマリネとしらすのパスタ》

疲れている時、大きなストレスがかかる時など、旬の野菜である春キャベツを使った一品はいかがでしょう?

即席マリネでつくる簡単パスタをご紹介します♪

キャベツをモリモリ食べられますよ!

 



《1》キャベツのレモンマリネを漬ける


【春の保存食レシピ】卯月(4月)《春キャベツのレモンマリネとしらすのパスタ》

〈材料〉


春キャベツ・・・1/4個(300g)

(A)昆布・・・5×5cm角

(A)米酢・・・大さじ2

(A)レモンスライス・・・4~5切

(A)レモン果汁・・・大さじ1

(A)オリーブオイル・・・大さじ2

(A)塩・・・ 小さじ1/2

 


〈作り方〉


① キャベツは4~5cm角に手でちぎる。


② ジッパー付きの保存袋に(A)を入れて合わせ、キャベツを加えてよくもんでなじませる。


【春の保存食レシピ】卯月(4月)《春キャベツのレモンマリネとしらすのパスタ》

③ 空気を抜きながら保存袋をしっかり閉じ、500gくらいの重石(ペットボトルなどでも)をして冷蔵庫で30分以上漬ける。


【春の保存食レシピ】卯月(4月)《春キャベツのレモンマリネとしらすのパスタ》

汁もれに備えてバットにのせ、さらに同じくらいのサイズのバットを重ねて安定させます。平らなお皿などでも。

【春の保存食レシピ】卯月(4月)《春キャベツのレモンマリネとしらすのパスタ》

重石は安定すればどんなものでもOK。パックの飲料やジャムのびんなど冷蔵庫にあるもので。



 

《2》パスタを作る


【春の保存食レシピ】卯月(4月)《春キャベツのレモンマリネとしらすのパスタ》

〈材料〉2人分


スパゲティー・・・160g


(B)キャベツのレモンマリネ・・・上記分量

(B)しらす・・・40g

(B)ゆで枝豆・・・40g


輪切り唐辛子・・・1本分

にんにく(みじん切り)・・・1片分

オリーブオイル・・・大さじ2

マリネの漬け汁・・大さじ2

マリネに入れたレモンスライス・・・4切

黒こしょう・・・適量

 


〈作り方〉


① スパゲティーは塩を入れたたっぷりのお湯で、表示時間より1分短くゆでる。ゆで汁は取っておく。


② フライパンに油とにんにくを熱し、唐辛子を入れ、香りがたったら(B)を加えてサッと炒め、スパゲティーのゆで汁おたま1杯分とマリネの漬け汁を加える。


③ 水気を切ったスパゲティーを加え、手早く混ぜて器に盛る。


④ レモンを添えて、黒こしょうをふる。


【春の保存食レシピ】卯月(4月)《春キャベツのレモンマリネとしらすのパスタ》

*レモンとお酢のさっぱりした風味と昆布としらすの旨みで、これからの季節にオススメです!

*キャベツをマリネしておけば調理が楽ちん♪マリネ液とレモンだけで味が決まります!

*キャベツのレモンマリネは作り置きしておくと色々と使えます。そのままでもおいしいし、ごま油と醤油をちょこっとかけるとナムル風になったり、蒸したお肉・ツナ・他の野菜と和えたり、炒めたり。ぜひお試しくださいね!







 


旬の食材 のこと

『春キャベツ』


春キャベツ

キャベツには種類があって、その種類が出荷時期によって分類されています。


よく知られているのが、4~6月に収穫する春キャベツ(別名:春玉、新キャベツ)。


そして、11~3月に食べごろを迎える冬キャベツ(別名:寒玉、冬玉)ですね。

 

これらは、収穫の時期だけでなく、生産地も味わいも異なります。

 

春キャベツは、海洋性気候で、冬でも暖かい地域で栽培されます。

千葉県の銚子地域、神奈川県の三浦地域などが主産地。


冬キャベツは愛知県の東三河地域、神奈川県の三浦地域、千葉県の銚子地域などです。

 

このほか、7~10月に出回る夏秋キャベツもあります。

群馬県の嬬恋村、長野県の野辺山などの高原地域で生産されていて、高原キャベツとも呼ばれます。

 

高原キャベツ

春キャベツは、秋から冬にかけて種をまき早春から初夏にかけて収穫します。

立春を越えると、日差しが強くなり、植物の葉は一斉に生え始める時期となるので、 生長段階の中盤になると成長が一気に加速。

 

ゆっくり育ち、楕円形で葉に厚みがあり、ギュッと詰まっている冬キャベツに比べて葉の巻きがゆるく丸い球形で、ふっくらとやわらかい食感、甘さと瑞々しさを楽しむことができます。

 

生のままサラダなどで食べると、キャベツの鮮度や甘みをいっそう感じられます。

葉がやわらかいので、気軽に食べられる即席漬けにしてもよいでしょう。

 


春キャベツの断面

↑春キャベツ


冬キャベツの断面

↑冬キャベツ


栄養価は両者であまり違いはないそうですよ。

 

ただ、選び方は正反対なんです。


冬キャベツは、ずっしりと重く巻きが固いものがよい、といわれていますね。

 

春キャベツは、 巻きがゆるくふんわりしていて大きさの割に軽いもののほうが、水分が多く柔らかくて美味しいとされています。

 

キャベツの葉の外側の数枚は雑菌がついている可能性もあるそうなので、煮物や炒め物などの加熱調理に使とよいようです。サラダやせん切りなど、生で食べる場合は、内側の葉を使いましょう。

 


余談なのですが、「芽キャベツ」もキャベツの仲間なのでしょうか?


芽キャベツ

 

芽キャベツは、分類上れっきとしたキャベツの仲間だそうですが、“キャベツの若芽”ではなく、原種となるケールから分化する過程で、ブロッコリー、カリフラワー、キャベツなどと共に生まれた違う品種だそうです。

 「子持ちキャベツ」とも呼ばれ、茎に小さな球が50~60個程度びっしりと実が成ります。


ちなみに、芽キャベツの旬は冬で、12月~2月だそうです。

 

芽キャベツ






 


4月 【和風月名 卯月】









 












【春の保存食レシピ】卯月(4月)《春キャベツのレモンマリネとしらすのパスタ》

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